ムチュラン弁当できた 大湊高生考案/むつ

健康と地産地消を意識して作った「ムチュラン弁当」

 大湊高校の生徒3人が健康を意識した「ムチュラン弁当」を考案し10月26日、むつ市役所開放エリアで30食をテスト販売した。市のイメージキャラクター「ムッシュ・ムチュランI世」をかたどった豆腐ハンバーグをメインに、一部の食材は地産地消にもこだわった。税込み600円。7日、プラザホテルむつで市が開く「地産地消運動協力店 感謝祭」で150食を販売する予定。

 考案したのは大湊高総合学科情報ビジネスコース3年の小川江里奈さん、二本柳侑歩さん、橋本友里さん。同校近くの「あしざき食堂」が監修した。

 豆腐ハンバーグのほか、陸奥湾産ホタテを使った炊き込みご飯、みそ貝焼き、同市産のアピオス塩ゆでなどを詰めた。低カロリーで体に優しい弁当になるよう心掛けたという。3人は課題研究の授業で「食と健康の関わり」、食品ロス問題を研究している。

 用意した30食は約30分で完売。小川さんは「順調に販売できてうれしい。市民が食生活を見直すきっかけになり、むつ市のPRもできたら」と話した。

 購入したむつ市税務課の林日向さん(19)は「ムチュランのハンバーグがかわいい。食欲をそそる」と話した。

むつ市役所開放エリアで「ムチュラン弁当」を販売した大湊高校の生徒

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