身近な獣害、考えよう 紫波町図書館、23日トークイベント

23日に獣害対策に関するイベントを開く紫波町図書館。関連文献やクマの剝製などを展示している
 紫波町紫波中央駅前の町図書館(藤尾智子館長)は23日、獣害の現状や防除について学ぶトークイベント「夜のとしょかん、農業編。獣害対策の秘訣(ひけつ)、教えます。」を開く。農業が盛んで、鳥獣被害も絶えない同町。図書館という住民にとって身近な場所で地域課題をみんなで考え、被害防止に手を携えて取り組むきっかけとする。

 ゲストスピーカーは岩手大農学部の山内貴義准教授(野生動物管理学)、同町に移住し鳥獣被害対策を研究する同大大学院総合科学研究科修士課程2年の近藤雄太さん(23)、県のモデル地区として電気柵設置などの対策に取り組む同町赤沢第2行政区の池田毅区長(75)の3人。全国や県内の概況、同区で展開する取り組みの苦労や成果などについてトークを繰り広げる。

 町によると、2020年度の町内の農作物鳥獣被害面積は、ニホンジカの果樹被害が13ヘクタールと最も大きく、ツキノワグマやハクビシン、イノシシによる被害も確認されている。来館者からの相談も増えており、同館の手塚美希主任司書(46)は「人ごとではなくなってきた身近な問題。イベントや展示を通して漠然と不安に思っている人にも関心を持ってもらいたい」と期待する。

 夜のとしょかんは、仕事などで日中に図書館を利用できない人にも親しんでもらおうと、14年から年4回開催しているイベント。時間は閉館後の午後6時半~同8時。定員30人で、申し込みが必要。申し込み、問い合わせは同館(019・671・3746)へ。

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