土偶、土器に見る縄文人の祈り 八幡平市博物館で企画展

八幡平市博物館で開かれている「縄文の祈りのかたち」展
 八幡平市博物館(伊藤喜代美館長)は、市内の縄文時代の遺跡から出土した土偶や土器などを展示する企画展「縄文の祈りのかたち」を開いている。11月28日まで。

 縄文時代後期から晩期のものを中心に、市内10カ所の遺跡から出土した資料58点を、「縄文人の精神世界」「縄文人の祈りの道具」「遺跡にみる祈りのかたち」の3章に分けて展示している。

 各章では、安産や子孫繁栄を祈ったとされる土偶や石棒、香炉のような形をした土器など、主に祭祀(さいし)で使っていたとされる出土品が並び、松尾地区の釜石環状列石で上半身部と下半身部が別々に見つかった遮光器土偶も展示している。

 佐藤奈津季学芸員は「自然と密接に生きた縄文人は、自然災害や病気にさらされていたと考えられ、現代に通じる。土偶や土器に込めた祈りや思いを感じてほしい」と来場を呼び掛ける。17日と11月7日の午後1時半からは、佐藤学芸員による展示解説会を行う。

 午前9時~午後4時半(入館は同4時まで)。月曜休館。入館料は、高校生以上210円。問い合わせは同館(0195・63・1122)へ。

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