
秋田県鹿角市で、種がなく皮ごと食べられる大粒ブドウ「シャインマスカット」の収穫が盛んに行われ、たわわに実った果実のもぎ取りに農家が汗を流している。
農事組合法人・永田ホープフルファーム(根本隆嘉代表)は、八幡平字上平の育苗ハウス(約270平方メートル)内で「シャインマスカット」や「クイーンニーナ」「ピオーネ」など6品種を栽培。5日は朝から収穫を始め、ブドウにかぶせていた虫よけ用の紙袋を外して色づき具合を確認し、はさみで一房一房丁寧に切り取っていた。
根本代表(57)は「夏場に気温の高い日が続き、糖度が高く仕上がった。たくさんの人に上品な甘さを味わってほしい」と話した。
鹿角市では2016年度から、市場ニーズが高く高収益が見込める種なし大粒ブドウの産地化を目指し、市が苗木や棚の整備、育苗ハウスの補強費用などを補助。翌17年には地元農家でつくる「鹿角ブドウ栽培研究会」が発足し、先進地視察などで栽培技術向上に努めている。17年に5個人1法人だった栽培農家は16個人1法人に増え、栽培面積も6アールから48アールに増えた。
収穫作業は10月中旬まで続く見込みで、道の駅おおゆ、道の駅かづのなどで販売される。
農事組合法人・永田ホープフルファーム(根本隆嘉代表)は、八幡平字上平の育苗ハウス(約270平方メートル)内で「シャインマスカット」や「クイーンニーナ」「ピオーネ」など6品種を栽培。5日は朝から収穫を始め、ブドウにかぶせていた虫よけ用の紙袋を外して色づき具合を確認し、はさみで一房一房丁寧に切り取っていた。
根本代表(57)は「夏場に気温の高い日が続き、糖度が高く仕上がった。たくさんの人に上品な甘さを味わってほしい」と話した。
鹿角市では2016年度から、市場ニーズが高く高収益が見込める種なし大粒ブドウの産地化を目指し、市が苗木や棚の整備、育苗ハウスの補強費用などを補助。翌17年には地元農家でつくる「鹿角ブドウ栽培研究会」が発足し、先進地視察などで栽培技術向上に努めている。17年に5個人1法人だった栽培農家は16個人1法人に増え、栽培面積も6アールから48アールに増えた。
収穫作業は10月中旬まで続く見込みで、道の駅おおゆ、道の駅かづのなどで販売される。