10月3日に青森県五所川原市市浦地区で開催の「十三湖高原まつり」で、地元のブランド和牛・市浦牛を使った牛丼と牛すじカレーが販売される。実行委員会は昨年のまつりで人気を博した牛丼を「王者」、初販売の牛すじカレーを「挑戦者」に見立て、「市浦牛グルメ タイトルマッチ」とPRしている。

 市浦牛の牛丼はバラ、切り落としなど手軽に食べられる部位を使った料理で、まつり会場の道の駅十三湖高原トーサムグリーンパークを運営する「トーサム」が開発。牛すじカレーは東通村の「御食事処やまだい」が考案したメニューで、和牛のうま味を残すためにじっくり煮込んだ。

 両商品は1食500円。販売個数は牛丼が500食、牛すじカレーが300食で、いずれも1人2食までの購入となる。

 市浦牛は出荷頭数が年間十数頭に限られ、地元に出回ることが少ない。実行委は地元住民らに気軽に味わってもらおうと、昨年の牛丼に牛すじカレーを追加。市浦牛入りのコロッケとおでんも店頭で販売する。

 トーサムの八木澤淳社長は「市浦牛の新しい食べ方を知ってもらいたい」と話している。

 実行委は新型コロナウイルス感染対策の一環で、販売時間を指定した整理券を当日午前10時から会場で配布する。問い合わせは実行委(電話0173-62-3556)へ。

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