
秋田県由利本荘市鳥海町の民俗芸能伝承館「まいーれ」で、町に伝わる「本海(ほんかい)獅子舞番楽」の獅子頭をイメージして作られた「獅子まくら」が販売されている。
考案したのは、長年番楽の継承に取り組んでいる松田訓さん(83)。かつて鳥海山で修行に励んだ修験者が使った携帯用枕から着想を得たという。火伏せの願いを込めて素材のキリに焼き目を入れ、魔よけとして獅子頭の目を描き入れた。
30年ほど前に一度商品化している枕だが、番楽が国重要無形民俗文化財の指定を受けて今年10周年であることを記念し、再び商品化した。
税込み2400円。タオルなどを載せて使用する。松田さんは「仮眠用の枕として、また飾りや子どものおもちゃとしても使ってほしい」と話している。
考案したのは、長年番楽の継承に取り組んでいる松田訓さん(83)。かつて鳥海山で修行に励んだ修験者が使った携帯用枕から着想を得たという。火伏せの願いを込めて素材のキリに焼き目を入れ、魔よけとして獅子頭の目を描き入れた。
30年ほど前に一度商品化している枕だが、番楽が国重要無形民俗文化財の指定を受けて今年10周年であることを記念し、再び商品化した。
税込み2400円。タオルなどを載せて使用する。松田さんは「仮眠用の枕として、また飾りや子どものおもちゃとしても使ってほしい」と話している。