カウンター、下りエスカレーター…大曲駅のリニューアル完了

駅西口に新設された下りのエスカレーター
 JR大曲駅の魅力や利便性の向上のため、秋田県大仙市が昨年度から進めていた駅施設のリニューアルが4日完了した。西口正面の階段の脇に下りエスカレーターを増設したほか、2階の市観光情報センター・グランポールにカウンター席を設けるなどした。

 西口のエスカレーターはこれまで上りのみ設置され、下りは階段かエレベーターを利用する必要があった。利用者の要望が多かったことを受け、下りを新設した。

 グランポールは入り口近くの窓側に秋田杉のカウンター席を11席設置し、USB電源やコンセントも設けた。駅を利用する観光客らが休憩し、パソコンやスマートフォンの充電ができるようにした。

 食品や花火グッズなどの土産品は従来通り販売するが、商品の配置換えを行い空間に余裕を持たせたほか、発光ダイオード(LED)照明を設置したりした。

 駅西口階段上で行われた記念式典には、老松博行市長、JR秋田支社の酒井宏彰総務部長ら関係者8人が参加。老松市長は「県南の玄関口の一つとして、市観光情報センターが魅力を発信できることを期待している」とあいさつした。参加者はテープカットや、稼働を開始したエスカレーターへの試乗などで完成を祝った。

 グランポール主任の柴田真希亜さん(54)は「ゆっくり商品を見てもらい、大仙や秋田の魅力を感じてもらいたい」と話した。

 現在の駅舎は1997年に完成。市はグランポールと自由通路ハミングロード、1階の「ふれあい広場」を管轄している。通勤・通学客や全国花火競技大会(大曲の花火)などに訪れる観光客に対応し、拠点施設としての機能を高めるため、総工費約2億2700万円でリニューアルした。

 昨年度は、ハミングロードに誰でも弾けるピアノや大曲工高の生徒が制作した秋田杉のベンチを設置。東口には市内の伝統行事や施設をPRする大型看板を設けていた。

 市観光振興課は「利便性を高め、よりよい情報発信ができるよう、今後も継続して機能充実について考えたい」としている。

大仙市

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