
年末恒例の盛岡文士劇公演(実行委主催)は12月4、5の両日、盛岡市松尾町の盛岡劇場メインホールで行われる。昨年は新型コロナウイルスの影響で初めて中止。感染症対策を徹底し、2年ぶりの舞台を届ける。
演目は現代物が「アイは猫である」、時代物が「人間万事 金の世の中」(ともに仮題)。「アイは-」は内田百閒(ひゃっけん)の随筆「ノラや」を基にした作品で、脚本、演出は藤原正教さん。河竹黙阿弥作の歌舞伎を基にした「人間万事-」は道又力さんが脚本、安達和平さんが演出を務める。
例年は全国から本県ゆかりの文士を招くが、今年は県内在住者のみが出演する。舞台、花道と客席の間は距離を取り、稽古中にもマスクを着用するなど感染症対策を徹底する。
実行委の三浦宏会長(岩手日報社相談役)は「昨年の中止は苦渋の選択だった。今年は安全な形でできるよう工夫し、期待に応えたい」と強調する。
盛岡文士劇は1949年に始まり、一時中断ののち95年に復活。年末の風物詩として定着している。
12月4日午後5時半、5日午後1時、同5時半の3公演。全席指定3千円。一般発売は10月7日から。問い合わせは盛岡劇場内実行委事務局(019・622・2258)へ。
演目は現代物が「アイは猫である」、時代物が「人間万事 金の世の中」(ともに仮題)。「アイは-」は内田百閒(ひゃっけん)の随筆「ノラや」を基にした作品で、脚本、演出は藤原正教さん。河竹黙阿弥作の歌舞伎を基にした「人間万事-」は道又力さんが脚本、安達和平さんが演出を務める。
例年は全国から本県ゆかりの文士を招くが、今年は県内在住者のみが出演する。舞台、花道と客席の間は距離を取り、稽古中にもマスクを着用するなど感染症対策を徹底する。
実行委の三浦宏会長(岩手日報社相談役)は「昨年の中止は苦渋の選択だった。今年は安全な形でできるよう工夫し、期待に応えたい」と強調する。
盛岡文士劇は1949年に始まり、一時中断ののち95年に復活。年末の風物詩として定着している。
12月4日午後5時半、5日午後1時、同5時半の3公演。全席指定3千円。一般発売は10月7日から。問い合わせは盛岡劇場内実行委事務局(019・622・2258)へ。