築100年超の納屋カフェに 遠野、特産ワサビ使ったメニューも

かやぶき屋根と土壁の温かみに包まれる山田千保子さんのカフェ
 築100年超の納屋を改修したカフェ「空(くう)」が、遠野市宮守町の達曽部(たっそべ)地区にオープンした。「日常の幸せに触れ、新たな気付きを生む場所づくり」をテーマに、曲がり屋で民泊を営む山田千保子さん(71)が離れで予約営業する。自然豊かな山あいのレトロ空間は、慌ただしい日々に癒やしを与えてくれそうだ。

 かやぶき屋根と土壁に囲まれ、古家具や骨董(こっとう)品が味わい深さを引き立てる。非日常の雰囲気が漂うカフェは山田さんのこだわりにあふれ、店名の「空」には「あらゆるものを包み込みたい」との願いを込めた。

 メニューは地域特産の根ワサビや野菜をふんだんに使った手作りの「ご飯セット」、和洋菓子とコーヒーの「おもてなしセット」の2種類。ともに500円のワンコインで楽しめる。

 同市小友町出身の山田さんは、大学の研究職を務め仙台市で長く暮らした。退職後は達曽部地区に移り、2010年から築約200年の曲がり屋で民泊を経営。貸しギャラリーだった「離れ」が空いたことを機に、構想を温めていたカフェとしての活用を決めた。

 山田さんは「ゆったりとした時間の中から生まれる新しい出会いを楽しみたい」と心を躍らせる。

 カフェは冬期間を除く水-土曜の午前11時~午後1時、同1時半~同3時半の営業で予約制。ご飯セットは水、木曜のみ3人以上から。今月10~12日は雑貨や食器などを販売するイベントを開く。予約、問い合わせは山田さん(090・4553・9882)へ。

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