ノームの森においでよ 奥州・胆沢、住民手作りの公園が人気

スギやアジサイなど豊かな自然に囲まれた公園「ノームの森」を仲間と共に作り上げた菅原民子さん
 奥州市胆沢小山の森林地帯にある住民手作りの公園「ノームの森」が人気を集めている。市内の有志団体ノームの会(菅原民子会長)が2015年に開設し、スギ林やアジサイなどの自然散策を楽しめるほか、竹製の遊具やベンチも点在。同会は月1回、公園で自然体験イベントを開いており、交流を育む憩いの場を創出している。

 公園の広さは約22アール。約20人の会員らがスギの木のチップを敷いた遊歩道を整備し、住民の散策スポットとして親しまれている。

 園内にはすべり台やブランコ、飲食ができるテーブルもある。スギに囲まれているため木陰は涼しく避暑地として最適だ。水沢高の南側に位置し、市街地からアクセスしやすい。

 同会は6~11月の毎月第2日曜日に体験イベントを企画。毎回、地元の家族連れら20~30人程度が散策会や植樹体験、リース作りを楽しむ。今月11日は木の枝を使った鳥笛作りを行う。

 菅原会長(72)=同市水沢真城が丘=は児童センターの元職員で、子どもが自然の中で遊ぶ機会が少なくなったと感じ、公園造りを企画。民有林を借りて整備した。公園の名称は「ノーム」という本に登場する森の小人の名前から付けた。

 森林保全活動などの費用は県のいわての森林づくり県民税を活用。会員で毎月草刈りをするなど整備は欠かさない。菅原会長は「子どもがのびのびと森で遊び、元気に育つ姿を見るのが一番の喜び。誰もが気軽に訪れて、自然の魅力を体感してほしい」と願いを込める。

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