イカ丸ごと「家飲み」のお供に 各部位一押しの味販売

イカを存分に楽しめる晩酌セット
 釜石市大平町の水産加工業、井戸商店(大橋武一社長)はイカを丸ごと味わえる晩酌セットの販売を始めた。新型コロナウイルス禍で拡大する「家飲み」需要に着目し、家庭向けの冷凍商品を企画。解凍、加熱調理をするだけで、胴や口などの部位ごとに、イカ加工専門業者一押しの味わい方を食卓で楽しめる。

 北海道産や三陸産のイカを使用。エンペラとも呼ばれる耳は、ふのうま味と食感が特徴の「ゴロ焼き」に。胴は刺し身、足(ゲソ)は酒に合う唐揚げ、希少部位の口は塩焼きで楽しむ。天然塩でもみ込んだ一汐(ひとしお)するめも含め、計5種入りで送料込み3980円。

 1968年創業の同社は東日本大震災で工場を失い、1カ月後に従業員3人体制で一部操業。2012年5月に新工場で本格再開した。イカ加工を専門とし、大手外食チェーンや学校給食など業務用をメインに展開してきた。

 ふるさと納税返礼品の取り組みやコロナ禍を踏まえ昨年、新商品開発が始動。同社の井戸佳子統括部長(53)と営業部の東谷(あずまや)祐輔さん(32)、地域おこし企業人として江崎グリコから同市に派遣されている大窪諒さん(30)、市起業型地域おこし協力隊だったデザイナー境悠作さん(32)の4人を中心に、同社の強みを最大限に生かす形を模索した。

 井戸統括部長は「一番良いと考えるラインアップ。多くの方に部位ごとの味や食感の違いを存分に楽しんでほしい」と願う。

 岩手釜石オンラインショップ(https://www.rakuten.ne.jp/gold/kamaishi-bussanten/)で購入できる。問い合わせは同社(0193・22・5561)へ。

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