大館・石田ローズガーデンが改装 洋風建物から庭園一望

3階ベランダからの眺望
 約500種のバラを楽しむことができる秋田県大館市字三ノ丸の「石田ローズガーデン」が31日、リニューアルオープンした。洋風の建物と手入れの行き届いたバラ園を見ようと市民らが早速訪れ、改修された建物内や芝生の広場、舗装された園路などを巡った。

 市中心部にあるガーデンは、市の名誉市民で労働大臣などを務めた故石田博英さんの元私邸。敷地面積は2505平方メートルで、一角に立つ旧住宅は1957年建築の鉄筋コンクリート造り3階建て。延べ床面積は325平方メートルで、現在は土地や建物を含め市が所有している。

 リニューアル工事は昨年11月から行い、総工事費は2億2368万円。



 建物の2階に石田さんの功績を紹介するコーナーやカフェレストランを設置。レストランなど来館者が訪れるフロアには大きな窓を設け、庭園が一望できるようにした。このほか園路を舗装し、園内も散策しやすいよう整備した。3階は空きスペースで、今後活用を検討する。



 オープンセレモニーで福原淳嗣市長は「コロナ禍でも心を癒やしてくれるのがバラ。人々が集う新たなシンボルにしていきたい」とあいさつ。市長ら関係者3人がテープカットを行って完成を祝った。

 市は春から秋にかけてガーデンを無料開放し、バラまつりを年2回開催している。今年は昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてまつりは中止するが、ガーデンは見学者に開放する。

 レストランは運営事業者を募集中で、本年度中の開業を目指す。

 バラは咲き始めで、今月中旬が見頃という。見学無料。午前9時~午後5時。

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