「じゃっぷぅ」絶やさない 二ツ井名物、道の駅が製法受け継ぐ

道の駅ふたついで26日に販売が始まった「じゃっぷぅ」
 秋田県能代市二ツ井地区で長年愛されている氷菓「じゃっぷぅ」の販売が26日、道の駅ふたついで始まった。これまで製造・販売してきた同地区の三國統也商店が店を畳み、道の駅ふたついが「地元の名物をなくしたくない」との思いから製法や商標を受け継いだ。

 じゃっぷぅは、凍らせた特製のいちごシロップをソフトクリームのように絞り出した氷菓で、滑らかな舌触りが特徴。「溶けてジャブジャブになったころが一番おいしい」というのが名前の由来とされる。

 「豊福食堂」が昭和初期に売り出して人気となったが、食堂は45年ほど前に閉店し、じゃっぷぅも一度は姿を消した。その後、食堂の隣にあった三國統也商店がかつての製造者を訪ね、試行錯誤の末、20年ほど前に復活させて現在に至っている。

 道の駅によると、今年に入り三國統也商店の経営者から「じゃっぷぅの製造・販売を受け継いでもらえないか」と打診があったという。これに応え、3月には道の駅のレストラン従業員が、企業秘密という製法や材料の配合割合などを経営者から教わった。ソフトクリームの製造器を転用しているため、手動で硬さを調整する必要があり、その加減を覚えるのに苦労したという。

 二ツ井地区で生まれ育った道の駅の安井清司駅長(60)は「中学校の部活の後などに食べた思い出の味であり、二ツ井の財産。受け継ぐことができてうれしいし、地元の人も喜んでくれるはず。道の駅にはこれまで食べたことがない人が大勢訪れると思うので、多くの人に知ってもらいたい」と話している。

 じゃっぷぅは250円、練乳がかかったミルクじゃっぷぅは300円。提供時間は当面、午後2~5時。問い合わせは道の駅ふたついTEL0185・74・5118

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