白と緑のコントラスト鮮やか、刺巻湿原のミズバショウが見頃

ミズバショウが見頃を迎えている刺巻湿原
 秋田県仙北市田沢湖の国道46号沿いに広がる刺巻湿原のミズバショウが見頃を迎えている。花びらのような白い苞(ほう)が一面に広がり、緑の葉や周辺を囲むハンノキの林と鮮やかなコントラストを見せている。

 地元住民らでつくる実行委員会が行ってきた「刺巻水ばしょう祭り」は、新型コロナウイルス感染防止のため昨年に続き中止するが、湿原内の木道を歩くことはできる。

 湿原は広さ約3ヘクタールで、約6万株が群生している。実行委の佐藤善昭さん(71)によると、今年は雪解けが進むのが早く、咲き始めが例年より2週間ほど早かった。

 6日は天候に恵まれ、木道を散歩したりカメラを構えたりする人の姿が見られた。盛岡市から夫婦で訪れた下川原尚子さん(66)は「何度か来ているが、今年はいつもより白が鮮やかで美しい」と話し、見入っていた。

 市は新型コロナの感染対策として、マスクを着用するほか人との距離を確保して密集を避けるよう求めるチラシを配布。平熱より1度以上体温が高い人や、37・5度以上の発熱がある人などは散策を控えるよう呼び掛けている。

 市観光課は来場できない人にも一帯の風景を楽しんでもらうため、ライブカメラを設置。泉谷衆課長は「十分に感染対策をした上で観賞してもらいたい。訪れることができない方は、ライブ画像を見て楽しんでほしい」と話している。

 画像は春の観光キャンペーン「あきた花紀行」のウェブサイト(https://sbhanakiko.pixif.jp)から閲覧可能。

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