トラウトサーモン 出来上々 宮古で今季初出荷、昨年より高値

今季初出荷された宮古トラウトサーモンを見比べて競り落とす仲買人ら
 宮古市の宮古漁協(大井誠治組合長)は18日朝、海面養殖している宮古トラウトサーモンを今季初めて市魚市場に出荷した。昨年の初出荷より高値をつけ、上々の滑り出しとなった。今後も週1回の頻度で出荷して県内外への流通を図り、ブランド化を図る。

 1匹0・5~3キロサイズのサーモン計1963匹(3・2トン)が出荷され、競りと入札で1キロ当たりの最高値は1450円となった。他地域のご当地サーモンと比べても高額で、脂ののりなど品質の高さが評価された。7月までに計100トンの出荷を目指す。

 サーモンの海面養殖の取り組みは市と同漁協、日清丸紅飼料などが連携して2019年度から開始。今季から同漁協が事業主体となり、宮古湾内に設置したいけすで養殖している。

 山本正徳市長は「今季も上々の出だしだ。関係者の評価は高く、宮古の主力ブランドとして流通、普及を図りたい」と期待する。

 主力魚種の秋サケやサンマは記録的不漁が続いているが、宮古トラウトサーモンは出荷できる魚種が少ない春から夏季にかけて安定供給できる。昨季も高値で取引され、同サーモンを使ったご当地グルメ「瓶ドン」も人気を集めている。

 大井組合長は「養殖方法に改善を加えながら、品質の高いトラウトサーモンを宮古から全国に発信していく。水産業をもり立てていきたい」と決意した。

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