焼きうにパスタ 感謝込め 宮古・重茂漁協11日発売

重茂名物の焼きウニをふんだんに使った復興感謝企画商品のクリームパスタ
 宮古市重茂の重茂(おもえ)漁協(山崎義広組合長)は、東日本大震災から10年となる11日、重茂名物の焼きウニを使った新しい冷凍食品「重茂の焼きうにクリームパスタ」を発売する。復興支援への感謝を込めて毎年3月11日に提供してきた商品シリーズの第10弾で今回が最終回。高級食材をふんだんに使い、全国に感謝と元気を発信しつつ、地元海産物の魅力をアピールする。

 新商品は同漁協と岩手缶詰大船渡工場が共同製造。電子レンジで温めるだけで気軽に味わうことができる。ソースは焼きウニを食感を残してまぜ込んでおり、もちもちとした太めの麺に濃厚なうま味が絡む。

 1万個を製造し、1個880円。既に県内外から2千個近い先行予約が入っている。同漁協が運営する市重茂水産体験交流館「えんやぁどっと」の食堂では800円で味わうことができる。

 同漁協は震災の風化防止の願いや復興支援への感謝を込め、アワビが丸ごと入った黄金重茂カレーや重茂黄金焼うにプレミアムアイス、アワビのアヒージョなど高級食材を使った商品を原価に近い価格設定で販売してきた。震災から10年の今回で区切りとするが、今後も地元海産物の魅力を伝える商品開発は続ける。

 同漁協の後川良二業務部長は「震災後に物心両面で支えてもらった全国の人々に感謝を込め、重茂独自の商品を発信する。新型コロナウイルス感染症の影響で気持ちが落ち込んだ人にも食を通じて元気を取り戻してもらいたい」と願う。

 購入申し込みは同漁協海洋冷食工場(0193・68・2301)へ。

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