矢口高雄さんの未完作など300点、まんが美術館で追悼展

未完作の原画も並ぶ矢口さん追悼展
 昨年11月に亡くなった秋田県横手市出身の漫画家・矢口高雄さんの追悼展が、3月7日まで市増田まんが美術館で開かれている。未完となった作品の原画など約300点を展示し、矢口さんの功績を振り返ることができる。主催は市増田まんが美術財団、秋田魁新報社共催。

 原画を展示している「雨沼の鱗(うろこ)剥ぎ」は、釣りキチ三平シリーズの一作品。いけすが竜巻で壊れ、沼に逃げた養殖のコイを三平が釣って集める内容。予定された約200ページのうち冒頭の40ページまで描かれたが、矢口さんが2012年に創作活動に終止符を打ち未完となった。

 繊細なペンタッチや、吹き出しの中に鉛筆で書かれたせりふなど、印刷される前の原画の魅力を楽しめる。

 大石卓館長は「未完ではあるが十分な仕上がりなので、たくさんのファンと共有したい。どんな展開になったかを想像して楽しんでほしい」と話している。

 このほか、生前の矢口さんに行った50の質問とその答えも掲示され、人となりがうかがえる。豪雪地帯の横手市にちなみ、矢口さんの作品から雪景色を描写した原画を抜き出した「雪と故郷二十景」も行っている。

 午前10時~午後6時(最終入場5時半)。会期中無休。大人800円、高校生600円、中学生400円、小学生200円、未就学児無料。問い合わせは同館TEL0182・45・5569

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