熟成生酒「神のみぞ知る」 一関の酒販店、限定700本25日発売

一関産のもち米を使った生酒「神のみぞ知る」
 一関市旭町の酒販店リカーショップコンノ(今野公英(こうえい)店主)は25日から、一関産のもち米を使用した生酒「神のみぞ知る」を発売する。一関地方に伝わる餅食文化にちなんだ商品で、熟成具合によって味の変化が楽しめるのが特長。新型コロナウイルス感染症終息への願いを込めたボトルデザインで、「飲みながら家庭で和やかな時間を過ごしてほしい」と期待する。

 一関もちの里生産組合が育てたもち米「こがねもち」を原料に、同市花泉町の磐乃井酒造が醸造。昨年初めて発売した、もち米100%の純米酒「結(ゆい)」が好評だったことから、再び企画した。すっきりとした味わいで、醸造から日がたつにつれ徐々に白ワインのような芳醇(ほうじゅん)な甘みが出てくる。

 もち米は酒造好適米と異なり、こうじが生育しやすい「心白(しんぱく)」がないため、酒造りが難しいとされる。1月上旬に仕込みを始め、今月5日に搾った酒を瓶詰めして仕上げた。

 ボトルデザインは今野店主(53)が考案。商品名は、熟成具合による味わいの変化に感動したことから名付けた。同市花泉町の御嶽山(おんたけさん)御嶽神明社(おんたけしんめいしゃで祈禱(きとう)した紙垂(しで)と麻ひもを使い、全て手作業で瓶を飾り付けた。

 今野店主は「コロナの影響で成人式などの行事が延期となったため、節目の日や祝い事の際に味わってもらいたい。もち米を使ったお酒で、一関のPRにつながればうれしい」と願う。

 1本720ミリリットルで2200円(税別)。限定700本で、同店で販売するほか郵送も可能。問い合わせは同店(0191・23・3633)へ。

一関市

岩手
ひな祭り 舌で楽しんで 一関・千厩「あさひや」が特製コース
岩手
本のカリスマ、熱い思い さわや書店元店長・伊藤さん、一周忌展
岩手
義経伝説 胸を熱く 一関で平泉世界遺産10周年フェス
岩手
義経に劣らぬ馬上 一関の91歳元ジョッキー、大夫黒の模型製作
岩手
厳冬の甘み 100%のジュース 一関・千厩産ニンジン使用