注目「台湾カステラ」 盛岡のホテル販売、しっとり感で人気

人気を集めるホテルメトロポリタン盛岡の台湾カステラ
 盛岡市盛岡駅前通のホテルメトロポリタン盛岡(佐藤隆総支配人)が販売する「台湾カステラ」に注目が集まっている。シフォンケーキのように軽い食感で、日本のカステラよりしっとり感があるのが特長。タピオカに続く台湾発のスイーツとしてブームが広がっており、本県でも人気が高まりそうだ。

 台湾カステラは台湾北部の名物で「昔ながらのケーキ」「焼きたてケーキ」などと呼ばれる。日本のカステラとはひと味違う口当たりで、生地のきめ細かさやシンプルな味わいが魅力だ。

 関西地方を中心に昨年ごろから人気が出始め、写真共有アプリ「インスタグラム」でも話題になった。注目した同ホテルのシェフパティシエ熊谷崇さん(51)がオリジナル商品を考案。東北の人に好まれる味にしようと試行錯誤を繰り返した。

 盛岡駅ビルフェザン本館地下1階の「メトロポリタンデリカ」で1個600円で数量限定販売中。1月下旬に店頭に並んでから、連日3~4時間で完売する盛況ぶりだ。

 17日に購入した矢巾町西徳田の主婦山内春江さん(57)は「初めて知ったが、売り場の写真を見て気になった。普通のカステラも好きなので家族で食べるのが楽しみ」とほほ笑んだ。

 同ホテルの台湾カステラはバターと生クリーム、牛乳、蜂蜜でしっとり感を持たせており、サラダ油を使用していない。メレンゲをふんだんに使い、湯せんを使って蒸しながら焼くことで、口の中で溶けるような食感になっている。

 熊谷さんは「卵や蜂蜜の優しい味わいがおいしい納得の自信作。新型コロナウイルス感染症の影響で自宅で過ごすことが多いが、台湾カステラで幸せな時間を過ごしてほしい」と願う。

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