
漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の人気を受け、北上市和賀町岩崎の市立鬼の館(島津秀仁館長)が注目を集めている。古今東西の鬼がテーマの博物館は全国でも珍しく、敵役として鬼が登場する作品の世界観を醸し出す。新型コロナウイルス禍にもかかわらず、2020年11、12月の入館者は17年以降最多を記録。関係者は「鬼滅効果」を継続的な集客につなげようと意気込む。
同館では、全国各地の鬼の仮面など約200点を常設展示し、関連する伝承や祭りを解説。同市の鬼剣舞や鬼に似た海外の精霊なども紹介し、多様な角度から鬼の存在をひもとく。
2月14日まで開催中の企画展「地獄の歩き方、極楽への生き方」も好評だ。地獄や極楽の様子を描いた掛け軸などを展示し、日本人の死生観に迫る。
鬼滅関連の展示の問い合わせもあり、同館の相原彩子主任学芸員(34)は「鬼への関心の高まりを実感している。コロナで先行きは不透明だが、鬼滅効果を生かし、インターネットなどで鬼に触れる機会を増やしていきたい」と力を込める。
午前9時~午後5時。入館料は一般500円、高校生240円、小中学生170円。3月までは月曜と祝日の翌日が休館、4~11月は無休(臨時休館を除く)。問い合わせは同館(0197・73・8488)へ。
同館では、全国各地の鬼の仮面など約200点を常設展示し、関連する伝承や祭りを解説。同市の鬼剣舞や鬼に似た海外の精霊なども紹介し、多様な角度から鬼の存在をひもとく。
2月14日まで開催中の企画展「地獄の歩き方、極楽への生き方」も好評だ。地獄や極楽の様子を描いた掛け軸などを展示し、日本人の死生観に迫る。
鬼滅関連の展示の問い合わせもあり、同館の相原彩子主任学芸員(34)は「鬼への関心の高まりを実感している。コロナで先行きは不透明だが、鬼滅効果を生かし、インターネットなどで鬼に触れる機会を増やしていきたい」と力を込める。
午前9時~午後5時。入館料は一般500円、高校生240円、小中学生170円。3月までは月曜と祝日の翌日が休館、4~11月は無休(臨時休館を除く)。問い合わせは同館(0197・73・8488)へ。