新道の駅 愛称は「思惟の風」 田野畑、移転リニューアル準備着々

リニューアル工事が進められている道の駅たのはた。正面の広い軒下が特長だ
 田野畑村菅窪(すげのくぼ)の「道の駅たのはた」の移転リニューアル工事が、急ピッチで進められている。3月に予定される三陸道開通に合わせて村が整備。愛称は田野畑中生が考案した「思惟(しい)の風」に決まった。従来の物産販売のほか、交流拠点、自然を生かした子育ての場など多様な役割を持たせ、地域活性化を図る。

 愛称は、建物周辺の思惟の森や思惟大橋の「思惟」と、村のきれいな「海(Sea)」の二つの意味を持たせた。1月中旬には道の駅運営を予定する一般社団法人が設立される。昨年12月には村議が建設現場を視察し、内部のレイアウトや工事の進捗(しんちょく)などを確認した。

 施設は木造一部鉄筋コンクリート造り地下1階地上2階建てで、延べ床面積1143平方メートル。総工費約6億3千万円。大型車25台、小型車46台、車中泊専用などの駐車場を備え、施設内にはレストラン、物販スペースなどを設ける。非常用発電機や災害用トイレなども備え、防災拠点とする。

 特長は施設正面の広い軒下スペース。交流イベントや市場を開ける広場となる。施設地下には、村の食材などを使った加工体験室を整備する。

 周囲の村有林は子どもが遊ぶ場として開放。道の駅と施設周辺の簡易宿泊・研修交流施設などを散策路でつなぎ、老若男女楽しめる空間をつくり出す。

 3月末プレオープン、4月22日グランドオープンを予定する。村政策推進課の佐藤智佳課長は「道の駅で販売する土産品や村の1次産品を使った食事メニューなど商品開発に取り組んでいる。多くの交流が生まれ、村の顔となる施設にしたい」と語る。

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