
昭和の家庭の味を再び-。遠野市早瀬町の飲食店・食肉販売店「ジンギスカンのあんべ」を運営する安部商店(安部吉弥(よしや)代表取締役)は、40年ぶりに人気商品「ラム味噌(みそ)漬けステーキ」を復活させた。家庭で手軽に楽しめる持ち帰り用に真空パック入りで販売。新型コロナウイルス感染症の影響で高まる年始の巣ごもり需要に応える一品となりそうだ。
復活させた商品は、幅広い世代の好みに合わせてマトンからラムのモモ肉に変更。当時のレシピを参考に遠野産の天然醸造赤みそで味付けし、やわらかくジューシーに仕上げた。フライパンで焼くだけで味わえる。
企画開発を主導したのは同社3代目の安部代表取締役(51)。近年力を入れている持ち帰り商品を充実させたいと考えていたところ、幼少期に自宅でよく食べた思い出の味が浮かんだ。昨夏、スタッフ主導で売り出した「いわて南部どり味噌漬け」の開発ノウハウも生かして復活させた。
販売を休止した往時の状況を調べると、需要の落ち込みではなく、スタッフの入れ替わりなどで、いつしかメニューから消えていたことが分かった。
安部代表取締役は「伝統の味を大切にしながら、世代を超えて楽しめる一品に仕上がった。家庭でも遠野ジンギスカンの魅力を感じてほしい」と思いを込める。
1袋(60グラム2枚入り)税別780円、同店やホームページ(https://www.anbe.jp/)などで注文を受ける。問い合わせは同店(0120・029834)へ。
復活させた商品は、幅広い世代の好みに合わせてマトンからラムのモモ肉に変更。当時のレシピを参考に遠野産の天然醸造赤みそで味付けし、やわらかくジューシーに仕上げた。フライパンで焼くだけで味わえる。
企画開発を主導したのは同社3代目の安部代表取締役(51)。近年力を入れている持ち帰り商品を充実させたいと考えていたところ、幼少期に自宅でよく食べた思い出の味が浮かんだ。昨夏、スタッフ主導で売り出した「いわて南部どり味噌漬け」の開発ノウハウも生かして復活させた。
販売を休止した往時の状況を調べると、需要の落ち込みではなく、スタッフの入れ替わりなどで、いつしかメニューから消えていたことが分かった。
安部代表取締役は「伝統の味を大切にしながら、世代を超えて楽しめる一品に仕上がった。家庭でも遠野ジンギスカンの魅力を感じてほしい」と思いを込める。
1袋(60グラム2枚入り)税別780円、同店やホームページ(https://www.anbe.jp/)などで注文を受ける。問い合わせは同店(0120・029834)へ。