壁アート、躍る街角 釜石出身の小林覚さんデザイン

釜石大観音仲見世通りのにぎわい創出を目指し、建物の外壁に描く住民ら
 釜石市大平(おおだいら)町の釜石大観音仲見世通りの建物に「壁アート」がお目見えした。アートによるにぎわい創出を目指す市民グループ、ゼロスポット(小笠原梓代表)の取り組みの一環で、同市箱崎町出身の芸術家小林覚(さとる)さん(31)がデザイン。外壁に大作を描いた住民らは、仲見世通りに活気を取り戻す新たなシンボルに期待を寄せる。

 釜石大観音仲見世通りのにぎわいを取り戻すプロジェクトのコンセプト「空想参道 くうそう あつまる あふれる かなえる」に沿ってデザイン。28日までの3日間で延べ約20人が作業し、カフェとゲストハウスが入る建物の外壁に横2・8メートル、縦1・7メートルの壁アートを完成させた。

 作品は、踊るような小林さん独自の字体「サトル文字」、赤や黄など豊かな色彩が楽しめる。甲子(かっし)小6年の小笠原皐(さつき)さんは「絵に文字が入っているところが好き。独特な色が多く、塗料を混ぜて色を作るのが難しかった。仲見世がにぎわってほしい」と願う。

 ゼロスポットは、よりよい釜石を目指して世代を超えて話し合う「釜石○○(まるまる)会議」を通じて生まれた団体。「釜石をアートで華やかに」との思いで催しを企画し、11月には防潮堤に掲示する絵を一般参加者と制作した。

 小笠原代表(35)は「小林さんの作品は躍動感があり、わくわくする。見る人の心を明るくしたり、豊かにできれば。アートに限らず、やりたいと思ったことを形にしやすいまちになればいい」と思い描く。

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