盛岡市の薮川地区活性化に取り組む安倶里(あぐり)まほら岩手(久保田梓所長)は今季、寒さを生かした「氷の世界」を初開催する。冬季の誘客を促す試みで、会場設営準備にお邪魔した。

 イベントはバーやアートの洞窟、巨大な氷柱迷路、氷上釣り、スケートなど一帯を「氷のテーマパーク」とする構想だ。

 訪問した18日の最低気温は氷点下12・8度。まず、寒さのため氷で覆われてしまった放水ホースをバールで砕く。厚さは15センチほど。「てこの原理を使って」「ホースを傷つけないように」などと、声を掛けられながら作業する。

 開始早々、右腕には筋肉痛の気配。氷の硬さと分厚さに「本州一の寒さ」を実感する。無心で取り組んだものの、数十分で砕けたのは3メートル程度。その間にも、氷の洞窟をつくるための放水作業が続く。残念ながら、戦力となることなく終わってしまった。

 「つながりが薄れる今こそ縁を大切に」とテーマは縁結び。澄んだ空気ならではの幻想的なイルミネーションも注目だ。久保田所長(29)は「氷をメインにした薮川ならではの催し。初めての試みだが冬の名物として定着させたい」と意気込む。

 31日、来年1月8~11日にプレ開業し、1月下旬に本開業を予定する。準備は序盤だが、鍵を握るのは当然氷点下が続くこと。布団から出るのがおっくうな季節だが、成功を願って寒さに耐えたい。

盛岡市

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