きらめく夜を楽しみたい! 秋田イルミネーション情報

秋田県内は渡り鳥の姿が目に付くようになり、日に日に冬へと向かっています。新型コロナ感染拡大の影響で、楽しみにしていたイベントが中止になったり、冬の伝統行事がなくなったり…。いつもとは違うこの冬。外に出るのがおっくうになる季節ですが、人と接触する機会が少ないイルミネーションを楽しみに出掛けてみませんか?

今回は秋田魁新報の掲載記事から、イルミネーションイベントをピックアップしました。風邪をひかないよう、温かくして、きらめく夜を楽しんでください!(記事の一部に手を加えています)


【藤里町の藤田さんち・1月10日まで】光の“テーマパーク”
藤里町大沢字館の下の藤田次夫さん(74)が、自宅や近くの畑を発光ダイオード(LED)のイルミネーションで彩り、地域住民らを楽しませている。


オレンジや青、緑のLED3万個以上を使用。畑には列車や光のトンネル、自宅外壁にはアニメの人気キャラクターなどを配し、周囲を鮮やかに照らしている。8日はテーマパークのような光景が広がり、訪れた近所の子どもたちが喜んでいた。

藤田さんは仕事で広島県に単身赴任していた40年ほど前、藤里で暮らす長女を喜ばせようと帰省の際にイルミネーションを始めた。現在は、初孫の誕生日である11月22日から点灯している。

点灯は午後5~9時。2021年1月10日までの予定。


【小坂鉱山事務所・12月25日まで】刻んだ歴史夜輝く
小坂町の国指定重要文化財・小坂鉱山事務所とその周辺でクリスマスイルミネーションイベントが開かれている。発光ダイオード(LED)の電球約4万個が一帯を色鮮やかに照らし、来場者を楽しませている。12月25日まで。



鉱山事務所の入り口周辺を白い光で彩っているほか、バルコニーの壁面にハートや花びらの形を描く赤や緑の光線を投影している。事務所向かいの天使館の窓枠や屋根にも電球を飾り、トナカイとそり、クリスマスツリーをイメージしたイルミネーションも設けている。


例年はイルミネーションの点灯に合わせ、ドイツのクリスマス市にならってホット黒ビールやワイン、リースなどを販売する「クリスマスマーケット」を開催していた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、露店の設置を中止した。

点灯は午後5~8時。土、日曜日は小坂鉱山事務所をライトアップする。


【秋田市の新城川・12月26日まで】きらめく水面、幻想的
秋田市飯島の新城川沿いで1日、イルミネーションの点灯が始まった。飯島地区の穀丁、駅前、松園、堀川の各町内会でつくる新城川交流イベント実行委員会(船木功実行委員長)の主催。26日まで。


実行委のメンバーや住民、秋田北中の生徒が1週間ほどかけ、約400メートルにわたって約2万5千個の発光ダイオード(LED)を取り付けた。1日はメンバーらが集まる中、午後4時半に点灯。青や赤、緑などのライトが鮮やかに光り、川の水面が幻想的に照らされると歓声が上がった。

点灯は午後4時半~9時。

【秋田市中心部・2月28日まで】きらめく光、幻想的に
秋田市の中心市街地をイルミネーションで彩る「あきた光のファンタジー2020」が27日始まった。午後5時にJR秋田駅からエリアなかいち、秋田キャッスルホテルにかけて、色とりどりの発光ダイオード(LED)などが一斉に点灯すると、通りはきらきらと輝き幻想的な雰囲気に包まれた。2021年2月28日まで。


JR秋田駅西口の駅前広場には、長さ約30メートルの「光のアーチ」がお目見え。白や黄色のLEDがきらめき、アーチの下では高校生やカップルなどが写真を撮って楽しんでいた。


エリアなかいちのにぎわい広場では、街路樹に掛けられた蛍光色の糸にブラックライトが当てられ、色鮮やかな模様が浮かび上がった。高さ約4メートルのツリーや藤棚をイメージした紫色のLEDをつり下げたイルミネーションも登場した。

期間中は毎日点灯。JR秋田駅周辺は午後4時半~午前0時半、エリアなかいちと秋田キャッスルホテルは午後5時~午前0時。

■フォトコン作品も募集中
「あきた光のファンタジー2020」に合わせ、主催団体の一つの中心市街地魅力アップ事業実行委員会は、各エリアのイルミネーションを撮影したフォトコンテストの作品を募集している。12月25日まで。
作品はツイッターやインスタグラムでイベントの公式アカウント「なかいちウインターパーク」をフォローし、ハッシュタグ(検索目印)「#あきた光のファンタジー」を付けて写真を投稿すると応募できる。詳しいことは中心市街地魅力アップ事業実行委員会TEL018・853・1133

【由利本荘市東由利・降雪が本格化するまで】クリスマスムード演出
由利本荘市東由利蔵の建設会社「大沼組」(大沼武彦社長)の社屋に、毎年恒例のイルミネーションがお目見えした。1万個以上の発光ダイオード(LED)の電飾が赤や緑など色とりどりに輝き、街灯のない周辺一帯に彩りを与えている。

地域住民に楽しんでもらおうと、同社が2015年から毎年実施している。元々、大沼社長(50)が社屋の裏にある自宅で行っていたが、より多くの人が楽しめるように、広い駐車場のある社屋を使用するようになった。



今年は16日から点灯。正面玄関の両側にサンタクロースやトナカイ、雪だるまなどをかたどった装飾や人形を並べ、少し早いクリスマスムードを演出している。社屋の裏側は壁面を大胆に使用し、虹色のカーテンのように飾っている。

点灯は午後4時半~9時。降雪が本格化するまで続ける。

【五城目小・1月7日まで】52年の感謝込め点灯
五城目町の五城目小学校(小玉史男(たかお)校長、274人)で20日夜、校舎を彩るイルミネーションが始まった。年内で役目を終える校舎への感謝を示し、コロナ禍で修学旅行がなくなった6年生に楽しんでもらおうと卒業生ら有志でつくる実行委員会(齊藤幸作代表)とPTAが企画した。

正面玄関前で関係者と6年生49人がカウントダウンを行い、代表児童5人がスイッチを押した。校舎正面に飾り付けられたイルミネーションが一斉に点灯し、校舎の築年数にちなんだ「52 ありがとう」という光の文字が浮かび上がると、会場は歓声と拍手に包まれた。続いて、校舎隣のグラウンドで10分間、花火が打ち上げられた。

五城目小は2021年1月から、1・5キロ南の上樋口地区に完成した新校舎で授業を始める。児童が現校舎に通うのは来月の冬休み前までで、老朽化した現校舎はそこで役目を終える。


現校舎のイルミネーションは20年以上前から、町内有志が毎冬行ってきた。同校OBの小玉校長(59)も有志の一人。新校舎でも有志でイルミネーションを続けるといい、小玉校長は「関係者の皆さんに感謝。新校舎に移っても、人のつながりや有志の活動は途切れません」と話した。

イルミネーションは2021年1月7日まで毎日午後4~9時に点灯する。

【十和田湖畔・1月31日まで】冬物語、内容一新し演出多彩
冬の十和田湖のPRイベント「カミのすむ山 十和田湖 光の冬物語」が、県境に近い青森県十和田市・休屋地区の十和田神社周辺で行われている。神社の鳥居から十和田湖畔に通じる約1キロのルートにイルミネーションなどを設置。多彩な光の演出による幻想的な雰囲気が来場者を楽しませている。1月31日まで。



ルートの林道には、赤や青に発光する丸形のライトを複数つり下げた。トナカイをかたどった高さ約5メートルの大型イルミネーションも設置。神社の本殿をライトアップしたほか、十和田湖伝説に着想を得て竜をイメージした映像を本殿近くの木に投影するプロジェクションマッピングも行っている。

イベントは小坂町や十和田市の観光関係者らでつくる実行委員会が主催。冬物語は1999年に始まり、前回までは1~2月に休屋地区の特設会場で雪像やかまくらなどを設置していた。


午後5~9時。入場料は前売りが大人1200円(当日1600円)、小学生以下無料。問い合わせは実行委員会事務局(十和田湖観光交流センターぷらっと)TEL0176・75・1531

【横手市駅前町・2月16日まで】コロナ禍、鮮やかな光
横手市駅前町の「よこてイーストにぎわいひろば」に飾り付けられたイルミネーションが、午後4時から11時まで点灯している。夜を彩る青や白などの鮮やかな光が、訪れた人たちを楽しませている。2021年2月16日まで。

青や白色の発光ダイオード(LED)約2万個を使った。クリスマスツリーを模した高さ約4メートルのイルミネーションや、LEDで飾り付けた小型のかまくらの模型などを設置している。


横手駅前商店街振興組合が、訪れた人たちに楽しんでもらおうと毎年行っている。「新型コロナウイルスの影響で地域の催しが中止となる中、イルミネーションを見て心をほっこりさせてほしい」としている。

おまけ!建物の中で楽しめるイルミネーション
【森吉山ダム見学のついでに】堤体内の通路に設置
国土交通省能代河川国道事務所は、大雨により北秋田市の森吉山ダムで緊急放流した場合のダムの様子や、河川の氾濫の様子をCG映像にし、仮想現実(VR)で体験してもらう取り組みを始めた。ダム見学などの際に活用し、洪水時の危険性をリアルに感じてもらう狙い。

CG映像は約3分。ゴーグル型のヘッドマウントディスプレーを装着すると、洪水時の様子を上空から360度見回すことができる。大雨が降り、緊急放流した場合の森吉山ダムやその下流の阿仁前田地区のほか、過去に洪水で米代川の堤防が決壊したことのある能代市中川原地区で氾濫が発生した場合の状況もまとめている。

映像は、ダムから下流への水量を調節する仕組みや限界を知ってもらい、大雨で緊急放流した場合の避難につなげようと制作した。

VR機器は管理支所のほか、同事務所にも導入。水量の調節の仕組みを解説する模型も作成し管理支所に置いた。ダム見学の際のほか、防災の出前講座で体験してもらう。


同事務所の三浦猛副所長は「リアルな映像を通じ、洪水の危険性を知ることができる。一度体験してみてほしい」と話した。

このほか、小型無人機ドローンで撮影したダム上空からの映像をヘッドマウントディスプレーで見る企画や、ダムの堤体内部にある管理用通路でのイルミネーションも始めた。ダム見学者が減少する冬季に新たな見どころをつくり、ダムに興味を持ってもらおうと考えた。

ダム見学の問い合わせは、森吉山ダム管理支所TEL0186・60・7231(平日午前8時半~午後5時15分)

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