塗り絵で親しむ北上弁 子育てネット、転入親子へ「入門書」

北上市民がよく使う方言を塗り絵で学ぶ「きたかみ弁ぬりる」をPRする高橋夏江代表
 北上市の任意団体きたかみ子育てネット(高橋夏江代表)は、市民がよく使う方言を塗り絵で学ぶ冊子「きたかみ弁ぬりる」を発行した。県外出身の親子らが方言に親しむ「入門書」として、地域への定着を後押しする。

 A5判20ページで千部発行した。日常生活で使う30以上の方言を白黒で描かれたキャラクターの会話文などに交えた。正しい意味を選択肢から選ぶクイズ形式で、塗り絵とドリルを掛け合わせた。

 方言に詳しい市民らの協力を得て制作。「いづい」「ちょす」「しょす」など地元ではなじみ深い方言をさまざまな場面ごとに紹介する。同じ単語でも、語尾によってニュアンスが若干変化する例も掲載し、つい声に出して読みたくなる内容に仕立てた。

 イラストの画風もバリエーション豊かで、幅広い世代が楽しめる工夫を施す。

 転勤などで県外から同市に転入した親子らにとって、市民が話す方言が交流の「壁」となっていた。方言を楽しく習得することで、地域に打ち解けてもらおうとの思いを込めた。

 高橋代表(46)は「古くから伝わる言葉の温かみに触れながら、親密な関係づくりに活用してほしい」と願う。

 同市立花のみちのく民俗村で無料配布する。市内の育児関連施設などにも順次設置する予定だ。問い合わせは高橋代表(090・7332・1039)へ。

北上市

岩手
利根山作品の魅力しおりに 北上・立花小作製、市へ贈呈
岩手
冷し餅 夏にぴったり新食感 北上・展勝地レストハウスで販売
岩手
自分だけのクラフト作品作ろう 北上・民俗村で展示販売や体験
岩手
夏油 熱気球で一望 北上・高原スキー場、常設は県内初
岩手
岩手の歴史は馬とともにあり 北上・農業科学博物館が企画展