待ってた 大ぶりカキ 宮古の産直、今季営業スタート

大ぶりで新鮮なカキに目を細める買い物客
 宮古市の津軽石牡蠣(かき)養殖組合産直部会(山根幸伸(さちのぶ)代表)は24日、カキ産直施設「うみのミルク」=同市赤前=の今季営業を開始した。東日本大震災や台風など災害を乗り越え、宮古湾の栄養分を蓄えた大ぶりのカキを人々が買い求めた。

 店頭には生産者が水揚げしたばかりのむき身(加熱用)が並び、大粒は500グラム1400円、1キロ2800円(小粒は500グラム1200円、1キロ2400円)で販売。今夏の猛暑の影響は少なく、例年以上の品質だという。市民らは複数の商品を購入し、県内外への発送手続きをした。

 毎年、県内外の親族や友人に送っている宮古市熊野町の主婦山根順子さん(68)は「一度食べると同部会のカキのファンになる人が多い。私も含め、みんなが今季の営業開始を待っていた」と喜ぶ。

 組合員は震災による漁船や水産施設の被害から復興を果たし、地元産カキの魅力を発信するため2014年春に産直を始めた。

 同市はトラウトサーモンやホシガレイの養殖事業を始め、つくり育てる漁業に力を入れる。山根代表(63)は「サイズや質には自信がある。コロナ禍で暗い話題が続いているが、家庭でカキを味わい、笑顔で過ごす時間を増やしてほしい」と意気込む。

 営業は来年4月下旬まで、平日の午後1~同4時(12月26、27日は開店)。

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