古里岩泉のホオズキ応援 農業大学校生、ジャム使ったパン開発

ホオズキ栽培を研究する傍ら、需要拡大に向け商品開発にも挑む村上一江さん
 岩泉町大川出身で、県立農業大学校2年の村上一江さん(20)は、古里が誇る食用ホオズキの需要拡大に向けて商品開発に挑んでいる。25日から盛岡市の盛岡駅ビルフェザンで、ホオズキジャムを使った5種類のパンを試験販売。生産者の負担軽減のため、新たな栽培方法の研究にも取り組んでおり、卒業後も地元の農業振興に力を尽くす考えだ。

 村上さんは高校時代、同町の早野商店(早野貫一社長)がホオズキの特産化に取り組んでいることを知り、栽培に興味を持った。大学校に進んだ後も生産者のためにできることを考え続け、卒業研究の題材にもホオズキを選んだ。

 パン開発は、ホオズキが「高級フルーツ」としても注目されていることから、幅広い世代が手軽に食べられるよう甘酸っぱいホオズキジャムを使って挑戦。

 同商店の協力で、盛岡市のパン店「PanoPano(パノパノ)」や県立大の学生と一緒にカスタードクリームと合わせたものや、薫製させた牛肉と一緒に挟んだものなど5種類を考案した。

 試験販売は、盛岡駅ビルフェザン内のIGRいわて銀河鉄道改札正面にある「タベナクル」で25日から6日間実施。購入者へのアンケートも行い、ホオズキの魅力やニーズの把握にもつなげる。

 村上さんは生産現場が高齢化する中、作業省力化のための研究にも取り組んでおり、「将来は岩泉に戻って農業を盛り上げることが夢。地元のためにできることを一つずつ実践していく」と前を向く。

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