短角牛生ハムに岩手の香り 酒かすやヤマブドウ使い商品開発

県産食材で香り付けするセシーナ。左から通常、酒かす、ヤマブドウで製品の魅力アップにつなげる
 岩手町の食肉加工販売・肉のふがね(府金伸治社長)は、短角牛の生ハム「セシーナ」に県産食材で香り付けした新商品の開発を進めている。仕込みの際に八幡平市の酒かすと葛巻町のヤマブドウを使い、1年以上かけて熟成する。産地と連携した地産地消の取り組みとして、製品の魅力アップにつなげる。

 セシーナは、いわて短角牛の外もも肉を野田村産の塩で塩漬けし1年以上熟成させた生ハム。2018年から製造を始め、独特の食感と肉本来のうま味が特長だ。首都圏などに販路を広げている。

 年間400キロを製造しており、今回はその一部を県産食材とコラボさせることを企画した。酒かすは同市の蔵元わしの尾(工藤朋社長)が提供。油と一緒に混ぜ、日本酒の豊かな香りが感じられるように仕上げる。製造量は約60キロ。

 ヤマブドウは、葛巻町の岩手くずまきワイン(社長・鈴木重男町長)の搾りかすを活用。約40キロを仕込み、岩手らしさが感じられる逸品に完成させる。

 ともに来年11月29日の「いい肉の日」のイベントでお披露目される予定だ。

 府金社長は他の県産食材を使ったセシーナを開発する構想もあり、「地元のブランドを大切にしたいという思いが製造につながった。今後も県産品を活用した新商品の可能性を探り、本県全体のPRにつなげたい」と力を込める。

 製品の問い合わせは同社川口工場直営店(0195・68・7383)へ。

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