冬山も抗ウイルス化 雫石のスキー場、今季開業を控え対策

竹沢勝美支配人(右)が見守る中、テーブルに抗ウイルスの溶剤を塗る作業員
 雫石町の岩手高原スノーパーク(竹沢勝美支配人)は11日、新型コロナウイルスの感染対策として、抗ウイルス溶剤による施設のコーティング作業を行った。接触感染のリスク軽減が目的で、不特定多数の人が触れる場所を中心に対応。本格的な冬季スポーツシーズンを前に、来場者の安心感や安全確保につなげる。

 感染予防対策事業などを手掛けるFCR(東京都、渋谷弘代表)が担当。同社によると、抗ウイルス・抗菌効果のある溶剤が室内照明で化学反応を起こし、施工面に付着したウイルスの不活性化を促すという。効果は約1年とされる。

 同日は食堂やラウンジなど、多数の利用が見込まれるスペースで担当者3人が作業。丁寧にテーブルや椅子などに溶剤を塗った。12日まで売店や更衣室、トイレやドアノブなど人が触れやすい場所のほか、今季から運行するシャトルバスにも施工する。

 今季は12月12日の開業を予定。同施設ではマスク着用や検温、アルコール消毒や換気などのコロナ対策を実施する。6人乗りゴンドラの乗車人数を4人に制限するなど、屋内外で3密対策も徹底する。

 同施設は約7割が県内客で、昨シーズンは約4万5千人が来場。竹沢支配人(52)は「今季は十分な降雪が期待できそうだ。雪国の冬を満喫してもらうためにも、万全の感染対策を講じ、安全安心の環境で利用してもらいたい」と力を込める。

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