クライミング施設、12月中旬にも開業

東京都八王子市で2019年に開かれた世界選手権で使われたリードの壁。県営スケート場へ移設工事が進んでいる(県教委提供)

 青森県教育委員会は4日、県営スケート場(盛運輸アリーナ)に整備中のスポーツクライミング施設を12月中旬にもオープンすると明らかにした。オープンは4月の予定だったが、施工方法の変更が必要になったため完工が11月にずれ込んだ。2026年に青森県で開催予定の国民スポーツ大会で使う。

 競技用の壁は東京都八王子市で19年に開かれた世界選手権で使ったものを移設。到達した高さを競う「リード」の壁は高さ13.7メートル、幅12メートル、複数の課題(コース)に挑んで完登した数を競う「ボルダリング」の壁は高さ5.3メートル、幅18メートル。

 場内にあった移動観覧席を撤去して設置。アイススケート、夏季のインラインスケートのリンクを含めた施設の使い方は、クライミング施設のオープンまでに詳細を決める。

 4日に県庁で開いた県教委定例会で、利用料を示した条例の施行期日を12月1日とする規則案を決めた。スポーツ健康課の谷地村克久課長は取材に「国スポに向けた競技力向上と、県民の健康づくりに役立ててもらえるようにしたい」と話した。

 利用料(個人)は小学生110円、中学生220円、高校生300円、一般520円。

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