キャンプ場 団体も快適に 釜石・根浜シーサイド拡張へ

敷地を拡張する根浜シーサイドのキャンプ場。新たにフリーサイトを整備する
 釜石市は同市鵜住居(うのすまい)町の根浜海岸観光施設(通称・根浜シーサイド)のキャンプ場を拡張する。これまでは大小合わせて26区画だったが、新たに敷地を区切らず、自由にテントを張れるフリーサイトを整備。新型コロナウイルスのまん延で屋外レジャーが注目される中、団体客の受け入れ態勢を強化する。

 施設に隣接する市有地約1200平方メートルを活用。区画を設けない形で整備することで、20~30人の団体客が一体で利用できるようになる。団体客の予約がない場合は、複数の一般客による利用を想定する。

 年内に着工し、本年度中の完成を目指す。整備費は1500万円で、県のコロナ経済対策の補助金を活用する。

 根浜シーサイドは東日本大震災の被災跡地を活用し、昨年8月にオープン。根浜海岸を望む敷地約4ヘクタールにオートキャンプ場、天然芝のグラウンド、レストハウスなどが入る。

 キャンプ場は、現在大サイト(定員12人)9区画、小サイト(同6人)17区画あり、今年6~9月の月平均の予約数は98件。大型連休や土日は予約が埋まることも多く、ピークの8月は189件だった。団体客は区画を分けて利用しており、フリーサイトの整備により、利便性が向上する。

 指定管理するかまいしDMCの佐藤奏子(かなこ)さん(42)は「グラウンドを利用するスポーツチームや防災学習で訪れる団体がバーベキューやキャンプを楽しみやすくなる」と期待を寄せる。

 コロナの流行を背景に、密集を避けられるキャンプの人気は上昇中。今夏には、津波で被災した根浜海岸の砂浜再生工事が完了し、来年から海を生かした観光振興も本格化する。

 市商工観光課の二本松史敏主幹は「海水浴やマリンスポーツなどと絡めてキャンプ場の利用を促し、体験型観光の一層の充実を図りたい」と狙いを語る。

釜石市

岩手
国際的日本酒コンテストで高評価 浜千鳥
岩手
食欲の秋満載 三鉄ランチ列車 宮古-釜石、宮古-久慈
岩手
W杯刻む装飾ボード 仮設ベンチ活用、きょうから発売
岩手
釜石線70周年記念コースター10日発売
岩手
根浜海岸の白浜復活 釜石・再生工事が完了