岩手町の味 限定ビール 三浦さん親子のホップ使用、全国販売

三浦勝栄さん(ラベル右下)と誠さん親子が栽培したホップを使用して完成したビール
 岩手町子抱の農業三浦勝栄さん(72)、誠さん(44)親子の畑で収穫されたホップを使ったビールが全国で限定販売されている。セブン&アイ・ホールディングス(本社東京)とサッポロビール(同)が手掛けた。人手不足から最後の生産となった2019年産で醸造されており、親子の思いが詰まった商品として、豊かな味わいを届けている。

 ビールは三浦さん親子の畑で収穫されたホップ「信州早生(わせ)」を50%以上使用した。19年に収穫した約1500キロを使い、独特の苦みやこく、香りが特長の逸品に仕上げた。

 両社は北海道や青森県などの農家とビールを共同開発。第4弾となる三浦さんの商品は本県の農家で初めての提携となった。缶のデザインには実際のホップ畑の様子と共に三浦さん親子の写真も印刷した。

 後継者不足などで国産ホップを生産する農家が減少する中、三浦さん親子は同町の水堀地区で50年以上にわたりホップを栽培。本県のホップ農家と共に生産を支えてきたが、人手がかかることもあり、約15ヘクタールの畑で栽培していたホップは、今季からキャベツに切り替えた。

 誠さんは「自分たちで作ったホップが商品として形になるのはうれしい限りだ。今後も地域に密着した農業経営をしていきたい」と力を込める。

 ビールは全国のセブン&アイグループの約2万1千店で購入できる。350ミリリットル217円、500ミリリットル280円。

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