一戸高自慢のトマトジャム 生徒が栽培、商品化

「とまとの笑顔」をPRする一戸高生。総合学科高校の強みを生かして販売につなげた
 一戸町の一戸高(上野光久校長、生徒268人)は、同校の奥中山農場で収穫したトマトを使ったジャム「とまとの笑顔」の販売を始めた。多様な教科・科目のある総合学科高校の強みを生かして、栽培からレシピ化、ラベルデザインまで専攻する生徒が担った。町や町内の福祉施設の支援も受けた産学官連携の自信作で、地元食材の魅力を発信する。

 ジャム作りは生活・文化系列と情報ビジネス系列の2年生が中心となって、昨年度から開始。生活・文化系列の農業選択生が奥中山農場でトマトを栽培。同系列の家庭選択生がレシピを考案した。

 名称も生徒らで話し合い、食べた人を笑顔にしたいとの願いを込めて名付けた。レシピを担当した高森野乃花(ののか)さん(2年)は「トマトのおいしさを生かしながら、レモン汁で酸味も加えトマトが嫌いな人でも食べやすいように仕上げた」と胸を張る。

 「トマトの丸さを表現できるようにこだわった」とラベルの文字は書道部の久保田優花さん(同)がしたため、イラストは同系列の芸術選択生の釜谷心菜(ここな)さん(同)が描いた。情報ビジネス系列の生徒は品質表示や販売計画を立案した。

 瓶詰め加工は、同町奥中山の就労継続支援A型事業所のカナン牧場に依頼し、製造にかかる費用を町が支援した。16日に開かれた同校文化祭で保護者に先行販売した。

 今後は町内の「カフェ里山(小繋)」「サラダボウル小鳥谷(小鳥谷)」「御所野縄文博物館(岩舘)」で販売するほか、横浜市の町アンテナショップでも取り扱う。

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