秋田内陸線「鉄印」の旅楽しんで 首都圏などからもツアー客

内陸線で販売している鉄印(右)と鉄印帳
 秋田内陸線に、全国の第三セクター鉄道を巡って集める「鉄印」を求める人が訪れている。鉄印は神社巡りで人気のある御朱印にあやかって7月に開始し、これまで個人客に約450枚発行した。首都圏などからのツアー客も先月から訪れ始めている。

 秋晴れが広がった9月29日。北秋田市阿仁銀山の阿仁合駅には、鉄印をテーマにした内陸線への初のツアー客22人が列車から降り、鉄印を受け取るため窓口で列を作っていた。

 千葉県市川市から来た会社員丸山雅人さん(63)は「寺社の御朱印などを集めるのも鉄道も好き。鉄印を集めるのを今後の目標にするのも良いと思った」と話した。一行はこのほか、2泊3日の旅程でIGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道などを巡った。

 鉄印は、イラストやスタンプなどを組み合わせた各鉄道会社独自のデザインを利用客に集めてもらう企画。第三セクター鉄道等協議会(東京)と全国の加盟40社が連携し、今年7月に始めた。県内では秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)、鳥海山ろく線を運行する由利高原鉄道(本社・由利本荘市)が参加している。

 秋田内陸縦貫鉄道の鉄印は、和紙風の用紙に観光列車「笑 EMI(えみ)」などのスタンプ4個が押してある。鷹巣、阿仁合、角館の3駅の窓口で冊子「鉄印帳」(2200円)を購入後、阿仁合駅で鉄印帳と乗車券を提示し、300円を払うと鉄印の紙が発行される。

 今後は11月までに計10回ほど、内陸線を利用した鉄印集めの首都圏などからのツアーも予定されているという。

 同社の担当者は「新型コロナウイルスの影響で乗客数が落ち込んでいる中、御朱印やスタンプを集めるのが好きな人に新規で内陸線のファンになってもらう機会としたい。今後の誘客につなげていきたい」と話した。

岩手
まち歩きスタンプ完全版 盛岡・紺屋町、コロナで中止も冊子販売
岩手
心身癒やす リンゴ風呂 宮古・湯ったり館
岩手
手芸で地域に恩返し 二戸市の趣味サークル、秋の感謝祭初開催
岩手
心安らぐ光、商店街包む 宮古・イルミネーション点灯
青森
ひらかわイルミネーション始まる