芋の子汁、手軽にセット 金ケ崎・県産食材たっぷり

二子さといもなど県産食材をまとめたセットで調理した芋の子汁
 金ケ崎町六原の野菜加工業ベジ工房いわて(平野忠衛(ただえ)社長)は、北上市特産の二子さといもなど県産食材をまとめた「芋の子汁セット」の販売を始めた。手間のかかるサトイモの皮むきを同社が担い、旬の食材を手軽に食べてもらおうと企画。心も体も温まるような秋の味覚を楽しめる。

 セットは皮をむいた二子さといも500グラムのほか、ニンジンやゴボウなどの県産野菜、県産鶏肉やこんにゃく、つゆなどの材料をそろえた。野菜は全て奥州市内の同社工場で食べやすい大きさに加工した。

 2日には同町の県南青果市場で、生産者や北上市職員らを招いた試食会を開催。約30人が調理済みの芋の子汁を味わった。

 北上市二子町で二子さといもを生産する、花巻農協さといも専門部の高橋豊部長(64)は「食べやすく加工され、手軽に作ることができそう。北上自慢のサトイモの魅力が多くの人に広まればうれしい」と顔をほころばせた。

 同社は2018年設立。今年1月に営業を始め、従業員7人が同社工場でカットした地元野菜を学校給食や地元の小売店などに卸している。

 芋の子汁セットは9月下旬に販売を始めたばかり。「芋の子汁を作りたいが皮むきが大変」など消費者の声を受けた平野社長(69)は「二子さといもは岩手が誇る特産品でもっと多くの人に手軽に食べてほしかった。これからの季節は県産食材で秋を楽しんでほしい」と期待する。

 1セット4~6人前で送料込み5千円。購入の問い合わせは同社(0197・41・9039)へ。

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