山菜料理や万能みそ…家で「秋田の味」を 新橋の「篁」販売

持ち帰り商品の販売に力を入れる篁の保科さん(右)と範子さん
 新型コロナウイルス禍でも秋田の味を楽しんでもらいたいと、東京・JR新橋駅烏森口の近くにある飲食店「篁(たかむら)」が、秋田県産食材を使った持ち帰り用の手作り商品を続々と売り出している。これまでに山菜の天ぷらやおひたしなどを提供したほか、先月からは手作りの万能みそを販売。由利本荘市出身のマスター保科勇記夫さん(61)は「古里の食材のおいしさをどんどん発信していきたい」と話す。

 同店はコロナ感染拡大を受け4月6日~6月4日に臨時休業したが、「休業中でも秋田の味をお客さんに届けたい。秋田を忘れないでほしい」との思いから、持ち帰り商品の販売を企画。保科さんが地元から取り寄せたサシボやウルイ、ワラビ、シドケ、コシアブラなど旬の山菜を天ぷらやおひたしなどに調理し、3回に分けて売り出した。

 その後もにかほ市産の岩ガキや、同店で働くママの範子さん(61)の出身地・岩手県葛巻町から寄り寄せたラム肉を販売。先月からは範子さんの地元で親しまれている万能みそを売り始めた。材料には本県産みそを使用。ニンニクやトウガラシ、ごま油などを混ぜて甘辛く香ばしい風味に仕上げ、「のりちゃんの(秘)みそ」と名付けた。生野菜や冷ややっこのほか野菜の炒めものやみそラーメンの調味料、ご飯の具などさまざまな料理に使えるという。

 「以前は希望するお客さんに分けてあげていたが、あまりにも評判がいいので販売することにした。まとめ買いする人もいてすごく好評。通年で多彩な商品を提供することも考えている」と保科さん。「秋田や東北の出身者が、古里の味が恋しくなった時に気軽に立ち寄れる店であり続けたい」と語る。

 保科さんは本荘高―亜細亜大卒。別のオーナーが経営していた当時にアルバイトを始め、26歳の時に店を引き継いだ。古里への感謝の気持ちを行動で示そうと県人会活動にも参加し、由利本荘市ふるさと会の事務局長を務める。

 万能みそは1個(180グラム)税込み650円。問い合わせは篁TEL03・3438・1228

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