返礼品の南部鉄器 充実 奥州市、20品増やし計80品

追加された「鉄瓶 みかん 作・伝統工芸士佐藤圭」(寄付額9万6千円)=写真左=と「アマビエ風鈴4色セット」(寄付額3万2千円)=奥州市提供
 奥州市は本年度、ふるさと納税の返礼品に人気の南部鉄器を20品増やし、ラインアップを計80品に充実させた。新型コロナウイルス感染症の影響で土産需要が低迷し、生産・販売が大きく落ち込む地場産品の魅力を幅広くPRする。

 追加するのは伝統工芸士による鉄瓶のほか、ミニフライパン、コロナ終息を願うアマビエをモチーフとした風鈴など。寄付額は1万~10万円。水沢鋳物工業協同組合(佐藤庄一理事長)など4事業者が出品する。

 南部鉄器は市の返礼品の中でも米やブランド牛、岩谷堂箪笥(たんす)などを上回りトップの人気。リピーターが多く、2019年度の寄付額は約3億6千万円で全体の半分に迫る。一方、コロナによる土産品の需要低迷などの影響が深刻で、同組合販売課の佐藤康平主任(34)は「ステイホームの期間に、南部鉄器や奥州市の良さを感じてほしい」と魅力を知るきっかけになることを望む。

 市都市プロモーション課の千葉訓裕課長は「返礼品として選んでいただくことで生産者の支援につなげたい」と期待する。

 市によると、本年度のふるさと納税の寄付額は7月末現在、2億3147万円(前年度同期比1億1739万円増)。市は寄付者が使い道を指定する「コロナ関連の支援事業や対策」も設定している。

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