古民家カフェ、交流の場に 金ケ崎の「永」きょうオープン

古民家を改修したカフェと貸しスペースを開く岩隈大樹さん(右)と幸樹さん
 金ケ崎町の合同会社いと・をかし(岩隈大樹(たいじゅ)代表社員)は29日、同町永栄の築130年の古民家を改修し、カフェと貸しスペースを設けた「古民家交流空間 永(とこしえ)」をオープンする。発案した岩隈さん(33)は、同町地域おこし協力隊として活動後に一度は埼玉県に戻ったが、町への強い愛着から昨秋に移住。地域の歴史が詰まった古民家を交流の場に生まれ変わらせようと情熱を注ぐ。

 古民家は木造平屋(約200平方メートル)。古い柱を残すなど木のぬくもりが感じられる内装で、昔ながらの雰囲気が漂う。

 カフェは地元野菜を生かした「季節の永ランチ」(1320円)、町産牛乳を使った「永プリン」(440円)などを提供。約20席用意し、営業は午前11時~午後5時。埼玉から移住した弟の幸樹(こうじゅ)さん(25)が調理する。

 貸しスペースは古民家の板間や座敷部屋を用意。町民らの会議や個展、演劇の公演などの使用を想定する。午前9時~午後6時で3時間千円。

 岩隈さんは埼玉県加須市出身で2014年から約3年間、協力隊として同町に居住。文化財活用や郷土文化の発信などに力を尽くした。埼玉に戻ったが「もう一度町の力になりたい」と思い立ち移住を決断。購入した古民家に昨秋から住みながら改修していた。

 今後は住民向けの交流会なども計画。岩隈さんは「古民家をただ保存するだけでなく、昔ながらの雰囲気や住民同士の交流を楽しめるような新たな活用法を探りたい」と意気込む。

 月、火曜定休。問い合わせは岩隈さん(080・5403・8643)へ。

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