美味満杯、3種類のダムカレー 一関のホテルがメニュー化

金越沢ダムカレー(館ケ森高原ホテル提供)
 「ダムのまち」を進める一関市藤沢町のトップを切って、同町黄海の館ケ森高原ホテルが地元食材を使ったダムカレーの提供を始めた。住民組織によるダムカード発行に続く地域おこし第2弾。町内三つのダムにそれぞれ牛、豚、鶏のメイン食材を対応させ、ご当地色の強い逸品に仕上がった。

 ご飯を堤体、ルーをダム湖に見立て、温野菜で緑豊かな森をイメージさせるのは3種類共通。メイン食材で特色を打ち出した。

 金越沢(かなごえざわ)ダムカレー(2500円)は、地元の藤沢牧場産子牛を東北各地で肥育した「東北和牛」のステーキ(約100グラム)が付き、見た目も豪華だ。

 相川ダムカレー(1250円)はホテル近くの館ケ森アーク牧場で育てた館ケ森高原豚のロースかつ、千松ダムカレー(同)は室根町のオヤマが生産する奥州いわいどりの室根からあげが存在感を示す。

 材料の大半が一関産。トマトの酸味を生かしたルーは通常のカレーより軟らかくした。

 金越沢ダムカードを発行した町住民自治協議会内の青年グループ「FEST(フェスト)」が先月、町内の飲食店など15店にカレーの提供を呼び掛け、同ホテルが真っ先に名乗りを上げた。先月20日から約半月で40食を売り上げた。「食べ応えがある」と好評だという。

 これでカード、カレーともダムに対応した3種類がそろい、まちおこしの追い風になりそう。中心となってメニュー作りを進めた松岡弘総支配人(62)は「地産地消を進め、ダムのまちの知名度アップにつながればいい」と語る。今後ホテルにもダムカードを置いて無料提供する。数量限定のダムカレーを食べるには予約が確実という。

 問い合わせは同ホテル(0191・63・5600)へ。

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