五城目高生、「秋田」素材のせんべい考案 地元企業と商品化

朝市プラスでせんべいを販売する生徒
 秋田県立五城目高校(柘植敏朗校長)の生徒が、地元五城目町で手焼きせんべい店を営む「イトマン元気村」(伊藤萬治郎代表)と共に「白神産ニンニク醤油(しょうゆ)せんべい」を開発した。このほど、同町伝統の朝市の拡大版「ごじょうめ朝市plus+(プラス)」で売り出した。

 朝市プラスでは2、3年生6人が売り子を務め、「秋田の材料を使っています。お一ついかがですか」「暑い夏を乗り切れるニンニクたっぷりのせんべいです」などとアピール。爽やかな声と一風変わった商品に興味を引かれた買い物客が次々に訪れ、用意した100袋は2時間で完売した。

 商品は、県産あきたこまちの米粉を使用したせんべいに、すりおろした県産ニンニクと潟上市の三浦醤油店が造ったしょうゆで味付けして焼いた。表面にニンニクパウダーをまぶして仕上げており、口に含むとニンニクの風味がいっぱいに広がる。

 開発は2017年、秋田ならではのせんべいを作りたいと伊藤代表が同校へ声を掛けたのがきっかけ。当時の生活福祉コースの生徒が味についてアイデアを出し合い、その中でニンニクしょうゆ味を考案した。先輩が残したアイデアを生かして、現在の生徒が味の調整を行った。

 開発と販売に携わった2年の工藤空羽(あはね)さん(16)は「おいしいという言葉をもらえてうれしかった。これからも多くの人に味わってもらいたい」と話した。

 試食して2袋購入した横手市十文字町の会社員斉藤大蔵さん(54)は「ニンニクと甘辛いしょうゆ味のバランスがとても良い。ビールに合いそう」と喜んだ。

 同校では今年、新型コロナウイルスの影響でインターンシップが中止になった。引率した教諭は「働く楽しさや難しさを、生徒たちに実感してもらえる貴重な機会になった。社会に出るというイメージを少しでもつかめたのではないか」と話した。

 1袋5枚入り500円。問い合わせは伊藤代表TEL080・2820・0746

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