自慢の海鮮 初の朝市 久慈・大尻地区、あすから2日間

瓶に取れたてのウニを詰める久慈市漁協女性部のメンバー。朝市で販売し、魅力を発信する
 久慈市の市漁協大尻漁業生産部(廻立(まわたち)松太部長、部員78人)は23、24の両日、同市長内町の舟渡(ふなど)漁港付近で「大尻海鮮朝市」を初めて開く。地域自慢のウニやアワビ、ホヤなどの海産物を格安の「浜値」で直売。夏と冬を中心に継続開催していく予定だ。

 20日は同市長内町の市漁協大尻支所で、同生産部や市漁協大尻女性部のメンバーら約50人が朝市で販売する瓶詰めウニの製造作業を行った。潜水士が水揚げした約450キロのウニを殻むきして160グラム入りの牛乳瓶に詰めた。

 朝市では瓶詰めウニ(1本2500円)や、当日朝に水揚げした殻付きホヤ(1キロ500円)などを販売する。瓶詰めウニは1日500本限定。アワビや鮮魚も並べる予定だが、海況によって変わる可能性もある。新型コロナウイルス対策で行列に長時間とどまらないよう、先着順に注文票を配って午前9時から同10時半まで引き渡しの時間を設ける。

 大尻地区はウニ・アワビ漁、定置網漁業、ワカメ養殖などを幅広く行う。昨年7月に廻立部長(60)らを中心に朝市の構想が生まれ、市の補助で必要な設備を購入。女性部などの協力も得て地域一丸で準備してきた。5月開催の予定だったがコロナで延期となり、満を持してのスタートとなる。

 同市内で本格的な朝市がスタートするのは、隣の二子地区に続き2例目。今後はウニの時季の5~8月と、アワビの時季の11、12月を中心に月1、2回実施していく予定だ。

 廻立部長は「生産部の人材育成のため、取って作って売るという6次産業化を進めたかった。大尻の海産物のおいしさを知ってもらい、地域活性化につなげたい」と語る。

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