里の駅1周年 新たな味力 宮古「おぐに」ケーキ2種23日発売

23日に新発売するそば粉を使ったシフォンケーキ(右)とパウンドケーキ
 宮古市小国の「里の駅おぐに」は23日、開業1周年を記念し地元産そば粉を使用したシフォンケーキとパウンドケーキを発売する。施設は手打ちそばなど「小国の味」を提供し地元の魅力を発信する場。新型コロナウイルス感染症の影響にも屈せず、関係者は「地域の手作り商品を育てていきたい」と腕をまくる。

 施設は、同市と遠野市間をつなぐ国道340号沿いで唯一の休憩場所として昨年7月6日開業。6月末までに約2万4千人が利用した。産直には地域の野菜が並び、食堂では「地元の母さん」手製の手打ちそばやカレーなどが味わえる。

 料理のほか、がんづきやまんじゅうなど菓子も製造販売してきたが、日によって売れ行きにばらつきがあり、作った人が買い取ることもしばしばあった。

 地域の特産品を使い、日持ちする菓子の発売を1周年の目玉とするべく、地元住民で組織する指定管理者のNPO法人小国振興舎(横道広吉理事長)が昨秋から開発に乗り出した。盛岡の専門店の協力を得るなど試行錯誤を繰り返し、地元そば粉やクルミを使ったシフォンケーキとパウンドケーキにたどり着いた。

 今後もコロナ下での販売対策として従前の対面販売のほか、電話やファクスでの注文発送に対応できる商品開発に注力していく。横道理事長は「コロナ後、人が来なくても商品が売れるにはどうするか、と発想が変わった。『去年より今年』と積み重ねて、小国らしいものを提供していきたい」と決意する。

 シフォンケーキは個包装(40グラム、クルミ入り)183円、ホール(400グラム、同)1944円。パウンドケーキは個包装(40グラム)162円、ノーカット(400グラム)2本入り2970円など。注文発送も受け付ける。

 問い合わせは里の駅おぐに(0193・77・5198)へ。

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