唐揚げの衣は南部せんべい 二戸の3社協力し開発

二戸市内の企業3社が開発した「巖手とりから」
 二戸市内の地元企業3社は、いわての新たな食文化発信プロジェクトの第2弾として、南部せんべいを衣に使った唐揚げ「巖手(いわて)とりから」を開発した。同市が全国有数の生産量を誇る鶏肉と、地域の伝統の味南部せんべいを融合。新たな食文化としてPRする。

 同市石切所の小松製菓「せんべい広場」で17日に発表会を開き、関係者約100人が出席。鶏肉は同市福岡の養鶏業阿部繁孝商店(阿部繁之社長)の銘柄肉「あべどり」のもも肉、衣は同市石切所の小松製菓(小松豊社長)の南部せんべいを使用。製造加工を同市石切所の食肉加工販売山長ミート(槻木光夫社長)が担った。

 素材の味を生かすためカツオやコンブのだしで味付け。衣のせんべいは定番のごま味で、風味や食感を最も引き出す大きさに砕いた。さらに、せんべいを使うことで冷めてもさくっとした食感を維持できる。

 小松製菓と県は2019年、同プロジェクトの第1弾として、衣に南部せんべいを使った唐揚げと鶏めしをセットにした弁当を一般向けに発売したが定着しなかった。今回は幅広い流通を目指して業務用製品として生産。県内のスーパーや飲食店などでの販売や利用を見込む。

 小松社長(48)は「二戸を代表する味が詰まった商品。ぜひ味わってほしい」と呼び掛ける。

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