なまはげ太鼓、観客魅了 男鹿「五風」の常設公演開始、伝承館も再開

常設公演で勇壮な演奏を披露する「恩荷」=19日、男鹿温泉交流会館「五風」
 新型コロナウイルスの影響で延期されていた男鹿温泉交流会館「五風」(秋田県男鹿市北浦湯本)のなまはげ太鼓常設公演が19日夜、例年より約2カ月遅れで始まった。同日には休館していた男鹿真山伝承館(同市北浦真山)も再開。観光関係者からは「ようやく日常が戻った」と安堵(あんど)の声が聞かれた。

 五風の常設公演は2007年の施設完成時から毎年、4月下旬~11月にほぼ毎日行われていた。地元の若者でつくる太鼓チーム「恩荷(おんが)」が出演。今年も4月25日から始める予定だったが、新型コロナの感染拡大で延期していた。

 公演開始に当たっては消毒とマスク着用を呼び掛けるなど感染予防を徹底。通常は200人以上の入場者を130人ほどに制限している。

 19日夜の公演には男鹿温泉郷の宿泊者など約80人が集まった。ナマハゲに扮(ふん)したメンバーが勇壮な演奏を披露し、観客は手拍子を打って盛り上がった。メンバーが「ようやく今日を迎えることができた。油断できない状況が続くが、われわれはずっと太鼓をたたき続ける。また男鹿に来てほしい」とあいさつすると、大きな拍手が送られた。

 演奏を見守っていた温泉郷関係者からは「太鼓が響いてこその温泉郷だ」といった声が出た。五風での公演は当面は週末を中心に行い、7月17日から例年通りほぼ毎日行う予定。詳しいスケジュールはホームページで公開する。

 大みそかのナマハゲ行事再現で人気の男鹿真山伝承館は4月6日から休館し、約2カ月半ぶりの再開となった。20日は再開後初の週末とあって午前中から観光客が訪れ、真山地区のナマハゲ行事の再現を楽しんだ。

 伝承館も感染予防のため入場者数を制限しており、1回の実演が終わるごとに消毒している。高森博光館長は「これだけ長期間休んだのは初めて。ようやく再開できてナマハゲ役も気合が入っている。感染予防を徹底しながら少しずつでもお客さんが戻ってくるよう、前を向いていきたい」と話した。

男鹿市

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