手の中にのどかな農村風景 羽後町の男性、苔テラリウム制作

制作中の苔テラリウム
 秋田県羽後町新町の橘秀明さん(61)が、ガラス瓶の中にコケとフィギュアなどを組み合わせて情景を表現するインテリア「苔(こけ)テラリウム」を作り、羽後町の道の駅うご「端縫いの郷(さと)」で売り出している。手のひらサイズの瓶に農村風景を表現し、見る人を和ませている。

 テラリウムは飼育容器の意味。橘さんは草原や野山に見立てたコケに高齢者や犬などのフィギュアをあしらい、農村の風景を表現している。高齢の夫妻が農作業の合間に休憩したり、祖父と孫が仲良く釣りをしたりと、ほのぼのとしたドラマ性のある作品が好評を呼んでいる。

 ガラス瓶以外は全て自身の手作り。自宅の物置小屋を工房に改装し、苗箱でコケを10~15種類栽培。フィギュアは紙粘土の原型をもとに、3Dプリンターで縮小サイズの複製を作っている。

 橘さんは昨年3月に農業団体を退職後、テラリウムを作り始めた。3Dプリンターを買い込んで熱中し、同8月から販売。この春は花見の情景をテーマにした新作を作った。「買ってくれる人がいるのは励みになる。苔テラリウムの世界を知る人が少しでも増えればいい」と話した。

 作品はサイズ別に550円と2千円で販売している。問い合わせは橘さんTEL090・5846・9053

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