子連れ狼が「コロナを斬る!」 横手まんが美術館再開、休館中にはポスター配布

横手市増田まんが美術館が製作したポスター。「マタギ」(左)と「子連れ狼」の絵を使った
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1カ月間臨時休館していた秋田県横手市増田まんが美術館が21日に再開した。感染防止のため、来館者の体調確認や人数制限を行うなど細心の注意を払っている。休館中には、漫画の力で市民に元気になってもらおうと、「STOP!感染拡大」と題したポスター2種類を製作。市内の各地域局、病院、地元の増田町の商店街などに配布した。

 ポスターの一つは、矢口高雄さん(横手市増田町出身)の「マタギ」で、主人公の三四郎が鉄砲を構える絵を使った。タイトルは「コロナを撃つ」。もう一つは、小島剛夕さんの「子連れ狼(おおかみ)」(原作小池一夫さん=大仙市出身)で、主人公の拝一刀が斬りかかろうとする絵を使用。タイトルは「コロナを斬る」とした。

 感染症にかかった人へのお見舞いの言葉とともに、医療関係者らへの感謝の言葉を記した上で、「心を一つに、この国難を乗り越えましょう」と呼び掛けている。

 ポスターはA2判。まんが美術館のツイッターから、A4判など用紙のサイズに合わせて印刷することもできる。館内にはポスターの絵を拡大して縦につなげて作った垂れ幕(長さ5メートル、幅1・1メートル)を掲げている。

 まんが美術館は昨年5月にリニューアルオープン。今年3月末までの11カ月間で約14万3千人が来館したが、新型コロナの影響で4月21日から5月20日まで臨時休館した。4月の来館者は約千人にまで激減した。

 再開した今月21日以降、「3密」の回避のために企画展「小畑健展」の入場人数制限、マンガライブラリーの利用人数制限や時間制限(1時間)を行っているほか、入館の際にマスク着用や手指消毒をお願いし、健康状態や居住地を確認している。

 大石卓館長は「新型コロナ感染予防のため、密接や密集、長時間の滞在を避ける工夫をしている。対策をしっかり講じることで、安心して利用してもらうことができる」と話した。

 小畑健展は今月31日までの日程だったが、7月12日まで延長。年間パスポートの有効期限も1カ月延ばした。

 開館は午前10時~午後6時。問い合わせはTEL0182・45・5569

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