大館能代空港の羽田便、3往復に 冬ダイヤから1往復増便

羽田便が10月から1日3往復となる大館能代空港
 国土交通省は14日、地方路線活性化に向け優れた提案をした空港に路線を配分する「羽田発着枠政策コンテスト」で、大館能代空港(秋田県北秋田市)が選ばれたと発表した。同空港は10月25日開始の冬ダイヤから2年半、1往復増便されて1日3往復になる。

 5枠の募集に7空港が応募。有識者による評価の結果、大館能代空港、鳥取、石見(島根)、山形の4空港を選んだ。残る1枠は、評価結果が僅差だった三沢(青森)と下地島(沖縄)両空港が1年間のトライアル運航を実施し、その実績を踏まえて1カ所に絞り込む。

 大館能代空港の提案は、県と全日空、県北の市町村や経済団体でつくる大館能代空港利用促進協議会が作成。北東北の玄関口として需要を喚起することをPRした。

 県交通政策課は、観光誘客のほか、ビジネス需要の掘り起こしや、運賃助成事業などにより地域住民の利用促進も図る方針で、利用者数を2018年度の15万570人から、24年度には23万3千人に増やす目標を掲げている。

 佐竹敬久知事は決定を受け、「人の流れを創出し、持続可能な社会を目指す本県の提案が評価された。新型コロナウイルスの収束後を見据え、メリットを最大限に活用したい」とコメントした。

 大館能代空港利用促進協議会長の福原淳嗣大館市長は「3便化を全面的に活用し、さらなる地域振興に努めたい」と述べた。北秋田市の津谷永光市長は「伊勢堂岱遺跡やマタギ文化などの観光資源を磨き上げ、多くのお客さまを受け入れたい」とコメント。能代市の斉藤滋宣市長は「周辺自治体にとって元気が出る話だ」と述べた。

 同空港が開港する前の1994年8月に設立された大館能代空港利活用研究会で会長を務めた東光ホールディングス(大館市)の虻川東雄社長(81)は「長年の懸案だった3便化が実現しうれしい。地域が一丸となって利用促進に力を入れなければならない」と話した。

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