「おに丸くん」を3D再現 北上市観光キャラ、先端技術を活用

いわてデジタルエンジニア育成センターが作成した「おに丸くん」のフィギュア
 北上市相去町のいわてデジタルエンジニア育成センター(小原照記センター長)は、高性能の3Dプリンターを活用し、市観光キャラクター「おに丸くん」の小形フィギュアを完成させた。2体が市に寄贈され、市の広報マンの「相棒」として、広報紙にデビュー。地元の宣伝役としてフル稼働し、伝統文化と先端技術が調和した北上の魅力を体現する。

 フィギュアは縦8センチ、横3センチ。同センター職員が複数のイラストや着ぐるみの写真を基に3次元データを作り、フルカラーに対応した3Dプリンターで立体に仕上げた。色合いに変化が出ないよう全体を縦に二つに分けて成形し、風になびく髪の躍動感も繊細に再現しているのが特長だ。

 市に寄贈された2体は、4月24日発行の市の広報紙の第700号でデビューし、一般会計当初予算の詳細を紹介。広報担当で市都市プロモーション課の江刺家健主任(35)は「北上を発信する仲間が増えて心強い」と期待する。

 同センターがフィギュアの作製に利用した3Dプリンターは、新商品の開発を目指す企業の試作品製造だけでなく、一般への貸与も可能。依頼があれば各地の「ゆるキャラ」づくりにも協力する。

 小原センター長(37)は「フィギュアを通して岩手発の高い3次元技術を発信し、次世代の技術者の確保、育成につながればうれしい」と意気に燃える。

 同センターの機材使用料は3Dプリンターが最初の1時間9千円(その後は1時間6千円、材料は別料金)。問い合わせは同センター(0197・62・8080)へ。

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