冷凍「小豆ばっとう」発売 山田・作りたての味、食感再現

釜揚げ屋が発売した冷凍パウチ入りの小豆ばっとう
 山田町山田のうどん店釜揚げ屋(川村将崇(まさたか)代表)はうどんとあんこを絡める郷土料理・小豆ばっとうの冷凍パウチを発売した。作りたての味を追求し、麺や製法にこだわった。自宅の常備スイーツ、新たなお土産としても注目されそうだ。

 県産小麦100%の生地は、冷凍保存しても風味を保てるよう配合を工夫。麺状ではなく4センチ四方にカットして断面積を抑えることで麺タイプの冷蔵品より、伸びにくくもちもちした食感を実現した。

 あんこは塩味を利かせて飽きのこない甘さに仕上げた。炊いた小豆と、健康増進作用のあるアントシアニンやポリフェノールなどが豊富に含まれる煮汁を丁寧に煮詰めて使用している。

 18日は同町船越の道の駅やまだで発表試食会を開き、来店者らが湯煎した新商品を味わった。同町荒川の農業佐々木とも子さん(56)は「8月7日に小豆ばっとうを食べる風習があり昔から食べてきた。ちょうど良い甘さでおいしい」、埼玉県熊谷市の会社員青木伯江(のりえ)さん(42)は「手軽に食べられるので保存食としてもいい」と笑顔を見せた。

 開発に2年を費やした川村代表は「作りたての味や食感を出したかった。日持ちするので遠方へのお土産として送れるし、新型コロナウイルス感染症で外出もできない状況だが、ぜひ買い置きして家で食べてほしい」とアピールした。

 1人前300グラムで324円。従来の冷蔵商品は賞味期限が数日程度だったが、冷凍状態で約3カ月もつ。釜揚げ屋と同店の通信販売サイト、道の駅やまだで11日から販売している。

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